今回は、「Windows」で「環境変数(environment variable)」に「JAVA_HOME」を一時的に設定する方法を紹介していきます。
環境変数についての詳細は、次のサイトを参考にしてください。
環境変数 - Wikipedia
検証環境
検証に使用した環境/ライブラリを次に記載します。
- Windows 11
- バージョン:21H2
- OSビルド:22000.376
設定確認
環境変数に「JAVA_HOME」が設定されているかの確認は、次のコマンドを実行します。
set JAVA_HOME
【実行例(未設定)】
設定されていないときは、次のように表示されます。
環境変数 JAVA_HOME が定義されていません
【実行例(設定済)】
設定されているときは、次のように表示されます。
C:\Program Files\AdoptOpenJDK\jdk-11.0.11.9-hotspot
設定方法
環境変数に「JAVA_HOME」を設定する場合は、次のようなコマンドを実行します。
set JAVA_HOME="C:\Program Files\AdoptOpenJDK\jdk-11.0.11.9-hotspot"
「set」コマンドに「環境変数名=値」の形式を指定して設定することができます。
設定後の確認は、「JAVA_HOME」の環境変数を使用して、次のようなコマンドを実行します。
%JAVA_HOME%\bin\java -version
【実行例】
設定されている場合は、次のように「Java」のバージョン情報が出力されます。
openjdk version "11.0.11" 2021-04-20
OpenJDK Runtime Environment AdoptOpenJDK-11.0.11+9 (build 11.0.11+9)
OpenJDK 64-Bit Server VM AdoptOpenJDK-11.0.11+9 (build 11.0.11+9, mixed mode)
まとめ
環境変数に「JAVA_HOME」を一時的に設定する方法を紹介しました。設定した内容は、コマンドプロンプトを終了するとなくなります。